省庁や自治体では随時助成金・補助金が公募されていますが、それ以外にも社団や財団などの民間団体でもさまざまな助成金・補助金が出されています。
財団や社団が出す助成金・補助金の特徴として、ボランティア活動など公益性の高い事業を対象としたものが多いことが挙げられます。
今回はボートレースの収益を財源にしている日本財団が出している助成事業についてご紹介します!
1.日本財団の助成プログラムとは?
日本財団では、NPOや社団法人、財団法人、ボランティア団体などを対象として、「海や船に関する事業」「社会福祉、教育、文化などの事業」に関する公益事業を支援しています。
助成を受けるには、
(1)取り組む社会課題が明確かつ成果の波及効果が大きいこと、
(2)先駆的な取組またはユニークな手法により今後他のモデルとなりえること
(3)旧来のしくみを変えていくこと
という事業の目的に合致しているかが求められます。
2.対象事業
(1)海や船に関する事業
1.と船の研究
2.海をささえる人づくり
3.海の安全・環境をまもる
4.海と身近にふれあう
5.海洋教育の推進
(2)社会福祉、教育、文化などの事業
1.あなたのまちづくり(つながり、支えあう地域社会)
2.みんなのいのち(一人ひとりを大事にする地域社会)
3.子ども・若者の未来(人を育み、未来にわたす地域社会)
4.豊かな文化(豊かな文化を培う地域社会)
3.対象経費
・臨時雇用費、・諸謝金、・旅費交通費、・委託費
・消耗品費、・印刷製本費、・通信運搬費、・会議費
・広告宣伝費、・事業管理費、・雑費
4.助成額
(1)海や船に関する事業
1.財団・社団・社福・NPO法人
補助率:80%
上限額:事業規模に見合う適正な金額
2.任意団体(ボランティア団体など)
補助率:80%
上限額:200万円
(2)社会福祉、教育、文化などの事業
1.財団・社団・社福・NPO法人
補助率:80%
上限額:事業規模に見合う適正な金額
2.任意団体(ボランティア団体など)
募集なし
5.募集期間
2019年10月1日(火)11:00〜2019年10月31日(木)17:00
6.まとめ
日本財団の助成プログラム、対象経費の範囲が幅広く、事業推進の経費が網羅されているのが特徴です。
資金的になかなか厳しいNPOや社団、財団法人にとって非常にありがたい助成事業といえるでしょう。
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