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今回の疑問
資金調達の見込みとは?
補助金の審査基準として「資金調達の見込み」が問われることが多くあります。
補助期間に使うお金とそのお金をどうやって用意するのかを明記する欄が設けられています。そこでは資金調達の見込みを書きこむことになります。
例えば、調達欄に金融機関からの借入1000万円と入れたとします。創業関連の補助金であれば、自己資金を1,000万円位用意されているとか、ローンを差し引いた個人の貯金が潤沢にあるのであれば、金融機関から1,000万円の借入は、それほど無理はないでしょう。しかし、自己資金が50万円しかなく、いきなり1000万円を金融機関が貸してくれるかというとかなり無理があります。
また、ものづくり補助金であれば、経常利益が2期マイナスであり、年間の売上が500万しかないとしたらどうでしょうか。金融機関が1,000万円を貸してくれる可能性は著しく低くなります。
そうした場合は他からの調達の可能性を探る必要があります。
資金調達の見込みとは、会社や個人の体力に見合った調達なのかどうかということも見られるので注意してください。
本日は以上になります。
今後も定期的によくある質問や、わかりにくい助成金補助金の
専門用語について解説していきます。
是非、ご活用下さい!