東京都に事業所がある場合、他府県よりも助成金の数が多く、それだけに活用の甲斐もあったのですが、令和3年度は少し縮小されてしまいました。
新型コロナウイルス関連でテレワークの助成金などに予算を使い切ってしまったことが原因と考えられます。
令和2年度までは、おすすめの簡単な助成金として以下4つがあったのですが、令和3年度からは★印が廃止されています。
①東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金
②育児・介護からのジョブリターン制度整備奨励金
③働き方改革宣言奨励金★
④ボランティア休暇制度整備助成金★
このうち、「②育児・介護からのジョブリターン制度整備奨励金」と「①東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金」が今年度も引き続き公募されています。
「ジョブリターン」は育児や介護を理由に離職した元従業員を、いわゆる出戻りのような形で再び迎え入れる制度の構築により、定額20万円が支給されます。
尚、実績は問われません。
「働きやすい職場環境づくり」は従業員の育児・介護や病気治療と仕事の両立支援等の推進に取り組む中小企業を支援することが趣旨になります。例えば、介護に関する相談窓口を設置するとかです。
どちらもほぼ例外なく毎月1回のエントリー(抽選)となります。次回のエントリー日は6月初旬となりますので、興味のある方は忘れずにエントリーしましょう。
今回はこの2つの助成金について詳しく解説していきます!
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