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1985年に男女雇用機会均等法が施行されて以降、賃金や待遇などの男女格差は縮小してきています。

しかし、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、2018年の男女間賃金格差は100万円ほどの開きがあり、いまだ女性が男性と比べて活躍しにくい環境にあると言えます。

そこで自治体の中には、子育ての両立支援やスキルアップ研修など、女性がより活躍できるようさまざまな助成金・補助金を設けています。

今回は女性活躍に関する最新の助成金・補助金をご紹介します!

1.子育てスペースや女性専用トイレを設けよう!(秋田県秋田市)

子育てスペースや更衣室など、女性が働きやすい職場づくりのための施設整備費用を補助します。

(1)補助対象事業
子育てスペース・女性専用トイレ・更衣室・休憩室の整備、付属備品購入

(2)補助額
補助率:2分の1以内
上限額:100万円
※子育てスペースを含む場合は上限200万円

(3)募集期間
2020年1月31日まで
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2.女性のスキルアップを応援します!(愛知県豊橋市)

事業主が女性従業員に国家資格を取得させる際の費用を補助します。

(1)補助対象経費
・受験手数料
・講習等の受講料(資格取得のための専門的な養成施設や機関等にかかるものは除く)
・教材費
・登録料

(2)補助額
補助率;2分の1以内
上限額:1件あたり5万円まで(各年度において一事業者あたり20万円まで)
(注)国、地方公共団体などから別に助成措置を受けた場合は、対象となりません。

(3)申請期間
国家資格取得から1年以内

3.不妊治療と仕事の両立を支援します!(東京都)

不妊治療と仕事を両立できるよう、相談体制や休暇制度を整備した場合、奨励金を支給します。

(1)対象となる取組
1.不妊治療と仕事の両立に関する社内相談体制の整備
2.不妊治療休暇制度または不妊治療休業制度の整備
3.不妊治療のためのテレワーク制度の整備
4.社内説明会の実施

(2)奨励額
アまたはア・イ両方を実施した場合、支給します。

ア.不妊治療休暇制度等整備事業(取組1、2、4を実施):30万円
イ.不妊治療のためのテレワーク制度整備事業(取組3を実施):10万円

(3)募集期間
事前エントリー制であり、募集予定数を超えた場合抽選します。

前期申込:2019年6月28日(金)~7月5日(金)
募集予定数:100社

後期申込:2019年9月13日(金)~9月20日(金)
募集予定数:50社
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4.シングルマザーを雇用しよう!(全国)

就職困難な母子家庭の母をハローワーク等を通じて、継続雇用した場合、助成金を支給します。

(1)助成要件
1.ハローワークまたは民間の職業紹介事業者等の紹介により雇い入れること
2.雇用保険一般被保険者として雇い入れ、2年以上継続雇用することが確実であると認められること。

(2)助成額
中小企業:60万円
大企業:50万円

※短時間労働者(週労働時間20時間以上30時間未満)
中小企業:40万円
大企業:30万円

(3)募集期間
随時

5.まとめ

少子化による労働力不足が問題視される中、貴重な労働力である女性がより働きやすい環境に整えることはどの企業でも緊急の課題と言えます。

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