tabako_kemuri

喫煙者が吐き出す煙を吸うこと=受動喫煙によって、非喫煙者の肺は大きなダメージを受けます。

事業者は、従業員が受動喫煙による被害を受けないよう、事業場の現状を把握・分析し、実行可能な対策のうち、最も効果的なものを実施するよう努めなくてはいけません。

厚生労働省では、中小企業事業主による受動喫煙防止のための施設設備の整備に対し助成する受動喫煙防止対策助成金を設けています。

以下主な要件となります。

1.助成対象

①喫煙室の設置・改修

喫煙室の入口で、喫煙室内に向かう風速が0.2 m/秒以上

②屋外喫煙所(閉鎖系)の設置・改修

喫煙所での喫煙で、喫煙所の直近の建物の出入口などにおける粉じん濃度が増加しない

③換気装置の設置など(宿泊業・飲食店を営んでいる事業場のみ)

喫煙区域の粉じん濃度が 0.15 mg/m3 以下、または必要換気量が 70.3 ×(席数)m3/時間 以上

2.助成額

①補助率

2分の1
※飲食店を営んでいる事業場は3分の2

②上限額

100万円

3.募集期間

随時

4.まとめ

喫煙者が吐き出す煙によって苦しむ方もいらっしゃいます。

喫煙者も非喫煙者も安心して仕事に取り組めるよう、この受動喫煙防止対策助成金を使って真剣に取り組んでみましょう。

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