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今回のテーマ
勤務間インターバルを導入すると助成金!

ここしばらく、長時間労働に関心が集まっていますが、平成29年度から、長時間労働の是正の一環として、勤務間インターバル(勤務終了後、次の勤務開始までに一定時間以上の休息時間を設けること)を導入する中小企業を対象とした助成金が新設されました。
この助成金、現在は募集終了となりましたが、来年度(平成30年度)から、また募集することが考えられます。そして秋頃には募集終了となる可能性が高いので、申請可能な事業所様は今から計画をしておくと良いかと思います。

この助成金は、勤務間インターバル(休息時間9時間以上)を導入するにあたって就業規則等の作成・変更、労務管理用ソフトウェア・機器(勤怠管理システム等)の導入・更新等の取組みを行った場合に、一企業あたり50万円を上限とする助成金を支給するものです。

労働局としては、中小企業に積極的に勤務間インターバルを導入してほしいようなのですが、思ったほどこの助成金の申請件数が伸びていないようです。
申請手続きはそれほど難しくないので、これから勤務間インターバルを導入しようかと考えている場合には、この助成金の受給を検討する価値はあると思います。

また、この助成金は、すでに実質的に一定の休息時間(9時間未満の休息時間)を確保できるような制度を導入しているところでも、休息時間を9時間以上にすることで、その支給対象となりますので、この助成金の対象となる企業は多いと思います。

ただし、就業規則等に、残業禁止の記載がある場合や深夜労働の禁止時間が9時間以上(たとえば、22時~7時の労働を禁止する等)設定されている場合は、改めて勤務間インターバルを導入する必要がありませんので、この助成金の支給対象となりません。
せっかく申請に来たのに、これらの理由で申請が受理されないケースが実際にあるようです。ご注意ください!

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