助成金・補助金の疑問や専門用語をわかりやすく解説するサービスを
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今回の疑問
小規模事業者販路開拓支援事業(小規模事業者持続化補助金)とは?

小規模の事業者が販路開拓等の経費の一部を補助してもらえる補助金として小規模事業者販路開拓支援事業があります。これは、自社の事業を持続的に発展させるために、小規模事業者が商工会・商工会議所の支援を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って取り組む販路開拓等の経費の一部を補助するものです。年に2から3回の募集があり、28年度の補正でもしっかりと予算が確保されました。

補助率は補助対象経費の3分の2以内となっており、補助上限額は50万円ですが、賃上げ、雇用対策、海外展開、買物弱者対策をしている企業には100万円、複数の事業者が連携した共同事業の場合500万円となっています。

補助対象者は、個人事業主も可能であり、常時使用する従業員の数が20人以下、卸売業、小売業、サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)に関しては5人以下の事業者です。

補助の対象となる販路開拓等の取組事例としては、
・新商品を陳列するための棚購入
・新たな 販促用チラシの作成、送付
・新たな 販促用PR(マスコミ媒体での広告、ウェブサイト)
・新たな 販促品の調達、配布
・ネット販売システムの構築
・国内外の展示会、見本市への出展、商談会への参加
・新商品の開発
・商品パッケージ(包装)のデザイン改良(製作する場合、事業期間中にサプルとして使用した量に限ります。)
・新商品の開発にあたって必要な図書購入
・新たな 販促用チラシのポスティング
・国内外 での商品PRイベント実施
・ブランディグの専門家から新商品開発に向けた指導、助言
・(買物弱者対策事業において)移動販売 車両の導入による移動販売、出張販売
・新商品開発に伴う成分分析の依頼
・店舗改装(小売店の陳列レイアウト改良、飲食店の店舗改修を含む 。)
等になっています。

注意点は、過去の補助事業実施回数に応じて段階的に減点調整を行っていることですが、はじめて申請書を出す事業者にとっては有利になっています。

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本日は以上になります。
今後も定期的によくある質問や、わかりにくい助成金補助金の
専門用語について解説していきます。
是非、ご活用下さい!

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