助成金・補助金に関する疑問、新しく出た助成金/補助金をわかりやすく解説致します!
今回のテーマ
農業系助成金・補助金のご紹介
最近、若者の農業離れによる日本の農生産低下が問題視されています。こうした問題を解決する為、自治体によっては、農業の振興に対して、助成金・補助金を支給するところもあります。今回は農業系助成金・補助金のいくつかをご紹介します。
1.美味しいお茶を栽培すると補助金ゲット?(静岡県)
静岡県の茶業の振興を図るために事業を行う団体等に補助金を交付します。
①補助対象事業
しずおか茶安心づくり事業:栽培から販売までの工程を明確にするなど静岡茶に対する信頼性の確保を図るための事業
しずおか茶計画的生産対策事業:静岡茶の適正な価格を形成し、かつ、生産量の確保を図るための事業
しずおか茶ファン創出事業:静岡茶のファンの創出を図るための事業
しずおか茶販路開拓事業:静岡茶の販路拡大や流通量の少ない地域での販路開拓及び茶の効能を活用した商品の需要創出を図るための事業
②補助額
補助率:事業費の2分の1以内
③申請期限
平成29年8月18日(金曜日)17時まで
※締切済み
2.アイヌの人々の農林漁業を守ろう!(北海道)
アイヌ農林漁家の皆さんの所得及び生活水準の向上を目的として、アイヌ農林漁業対策事業により必要な共同利用施設や機械等の整備を支援します。
①補助条件
○ 事業実施地区戸数要件
地区にアイヌ農林漁家が原則3戸以上居住していること。
○ 受益戸数要件
アイヌ農林漁家が3戸以上いること。
○ アイヌ受益割合
アイヌ農林漁家受益割合が概ね5割以上
※ 農林水産業へのアイヌ新規就業者もアイヌ農林漁家に含みます。
②補助額
補助率
国費2/3以内
(+道費上置 1/20以内~事業実施主体が市町村以外の場合に
上置きします。)
③申請期限
随時
3.農村地域に外国人観光客を呼び寄せよう!(栃木県)
栃木県農村地域の資源を活用しながら、農村地域における訪日外国人旅行者の受入態勢の構築や調査分析等を行う取組を支援することにより、急増する訪日外国人旅行者を農村地域に呼び込み地域の活性化を図ることを目的としています。
①助成対象事業
訪日外国人旅行者を農村地域に呼び込み、地域の活性化を図るための以下の取組とします。
・農村地域の魅力向上や受入態勢の検討に係るワークショップの開催
・訪日外国人旅行者ニーズ把握のための調査分析 等
②助成額
定額(標準事業費55万円
③申請期限
随時
4.都会で農業を始めよう!(東京都)
東京2020オリンピック・パラリンピック開催の決定や、都市農業振興基本法の制定など、都市農業を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした動きを都市農業に活かすため、この補助金は創設されました。
①事業内容
1.施設整備の事業、いわゆる「ハード事業」の実施を、支援します。
2.事業を実施する区市町に「地域支援チーム」を設置し、事業計画の策定から事業完了後のフォローアップまでを行います。
②補助額
補助率は標準として2分の1です。これに、対象者や事業内容により6分の1の上乗せ加算を行う場合があります。上限事業費は1億円です。下限事業費は500万円ですが、特認経営体は200万円、特認経営体が認定新規就農者である場合は100万円です。
③申請期限
随時
農業に従事している、もしくは興味を持っている方は、お住まいの自治体で似たような助成金・補助金がないか、是非助成金なうで検索してみてください。
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