
米ホワイトハウスは2026年9月10日、医療保険制度ACA(通称オバマケア)の連邦マーケットプレイスに関連する利用料を還付する「Working Families Obamacare Refunds」を発表しました。対象は指定30州で、保険料への公的補助を受けず、保険料の全額を負担した該当加入者の約100万人。還付額は対象者1人につき500米ドルで、10月から小切手を発送する予定とされています。
この還付は米国の指定30州のACA医療保険の該当加入者限定です。米国全州の住民・全国民・すべての保険加入者に配る500ドルではありません。日本在住の一般住民は原則対象外です。なお「Medicare Part Bの90ドル還付」とは別の制度です。
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制度概要
実施機関
米国連邦政府。2026年9月10日付ホワイトハウス公式ファクトシートが金額、対象州、対象者の概要、発送時期を公表しています。
対象地域
連邦のACA保険取引所を使用する指定30州。公式発表はアラバマ、アラスカ、アリゾナ、アーカンソー、デラウェア、フロリダ、ハワイ、インディアナ、アイオワ、カンザス、ルイジアナ、ミシガン、ミシシッピ、ミズーリ、モンタナ、ネブラスカ、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、ノースダコタ、オハイオ、オクラホマ、オレゴン、サウスカロライナ、サウスダコタ、テネシー、テキサス、ユタ、ウェストバージニア、ウィスコンシン、ワイオミングを列挙しています。
対象者
該当30州の連邦ACA取引所を通じた対象の保険契約で、保険料補助(premium assistance)を受けずに保険料を全額負担した人。ホワイトハウスは対象規模を約100万人としています。「州内に居住しているだけ」「ACA保険に入っているだけ」では対象確定しません。
支給額・補助額
対象者1人につき500米ドルの還付小切手です。一時的な還付であり、毎月500米ドルを給付する制度とは発表されていません。
申請期間・利用期間
2026年10月から対象者への小切手発送開始予定。公式ファクトシートは、全員の着金日、申請期限、受取締切を一律の日付として明示していません。
申請方法
ホワイトハウス公式発表は該当者への小切手発送を説明していますが、一般向けの個別申請フォームや新規申請期間を公表していません。公式告知されていないサイトで登録料・手数料・銀行情報を求められても入力しないでください。
主な条件
指定30州の連邦ACA取引所利用、該当する保険料を自費負担していたこと、保険料補助を受けていないこと。州独自の取引所を使う州の加入者や保険料補助受給者は一般に今回の対象説明に含まれません。
注意点
この500ドルは保険料に付随した還付です。2026年10月初めに別途発表されたMedicare Part B加入者向け90ドルの一時金とは、対象者も仕組みも違います。また報道にある「国民に5,000ドル」という政治的な提案を、成立済みの給付制度と混同しないでください。
誰が対象外になりやすい?
米国に住んでいても、ACAの保険料補助を受けている人、州独自の保険取引所を使う州の加入者、雇用主経由の通常の健康保険だけに加入している人などは、今回の政府発表が示す対象像とは異なります。対象規模約100万人という発表は、約100万人の「全国民向けの一律給付」を意味しません。
この記事のポイント
- 指定30州のACA保険取引所に関係する還付制度
- 保険料補助を受けず全額負担した対象加入者に1人500米ドル
- 政府発表の規模は約100万人で、全米のACA加入者全員ではない
- 2026年10月から小切手発送予定。全員の到着日・申請方法は未公表
- 同ブログ掲載済みのMedicare Part B・90ドル給付とは別制度
よくある質問
Q:米国に住んでいれば誰でも500ドル受け取れますか?
A:いいえ。指定州のACA連邦取引所を通じた保険契約、保険料補助を受けていないことなどの条件があります。
Q:Medicareの90ドルも一緒に受け取れる制度ですか?
A:別制度です。対象・財源・支払方法が異なり、本記事はACAの500ドル還付に限定しています。
Q:オンライン申請してよいですか?
A:公式のファクトシートには一般向け申請フォームの案内はありません。詐欺的な申請サイトに注意し、政府の追加案内を確認してください。
Q:いつ小切手が届きますか?
A:公式発表は2026年10月から発送開始予定としていますが、個別の到着日は示していません。




