オーストリア西部のフォアアールベルク州は、所得の低い世帯を対象に、2026/27暖房期のHeizkostenzuschuss(暖房費支援)を実施します。通常区分の支援額は最大€250で、申請受付は2026年10月19日に始まります。

この制度はオーストリア全国の全世帯向けではなく、フォアアールベルク州に主たる居住地があり、世帯所得等の条件を満たす人向けです。日本在住者が利用できる制度ではありません。

助成金なうでは全国の給付金を検索できます。まずは無料会員に登録してお試しください!

助成金なうはこちら

制度概要

実施機関

オーストリア・フォアアールベルク州。申請受付・支給手続きは原則として各市町村、継続的な社会扶助受給者の一部は管轄のBezirkshauptmannschaft(郡行政当局)が担当します。

対象地域

フォアアールベルク州。申請者の主たる居住地の市町村で手続きします。

対象者

州内に主たる居住地があり、世帯人数ごとの月間所得基準を満たす低所得世帯が中心です。2026/27年の基準は、1人世帯€1,480、2人€2,020、3人€2,480、4人€2,875、5人€3,325で、6人目以降は1人につき€400ずつ加算されます。

支給額・補助額

通常の暖房費支援は最大€250です。2026年10月6日時点の参考レート1EUR=177.322円では44,331円、約4.4万円相当です。

所得が基準額を最大€200まで上回る世帯には段階的減額ルールがあり、超過分を€250から差し引きます。そのため最低支給額は€50です。継続的な社会扶助の受給者については、自治体への通常申請をせず、管轄当局から€180が職権で支給される取扱いがあります。

€180は同日の参考レートで約31,918円=約3.2万円相当です。いずれも正式額はユーロです。

申請期間・利用期間

申請期間は2026年10月19日~2027年2月12日です。10月6日時点ではまだ受付開始前ですが、州政府が制度と日程を正式発表済みです。

申請方法

原則として主たる居住地の市町村で申請します。所得確認に必要な資料など、各自治体が求める証明書を準備します。継続的社会扶助受給者のうち公式に定める区分は、自治体窓口での申請が不要です。

主な条件

2026/27制度では資産そのものは判定対象にしないと州が説明しています。一方、実際の扶養料を支払っている場合は、受取人1人につき€220を判定所得から差し引く取扱いがあります。

注意点

福祉施設・共同居住施設など一定の施設入居者や、基礎保障(Grundversorgung)を受ける宿泊施設の居住者などは対象外です。ウクライナからの避難者でも、基礎保障を受給している場合は対象外とされています。

「所得基準を1ユーロ超えたらゼロ」ではない

この制度には最大€200までの段階的減額があります。たとえば基準を€80上回る場合、単純に対象外になるのではなく、€250から€80を差し引いた€170という考え方になります。境界付近の世帯は、自己判断で諦めず自治体に判定を確認する価値があります。

この記事のポイント

  • フォアアールベルク州の低所得世帯向け暖房費支援
  • 通常区分は最大€250(約4.4万円相当)
  • 申請は10月19日~2027年2月12日
  • 所得基準を最大€200超えても段階的減額で対象になり得る
  • 継続的社会扶助受給者の一部は€180を職権支給

よくある質問

Q:オーストリア国内ならどの州でも最大€250ですか?

いいえ。この記事はフォアアールベルク州の2026/27制度です。他州は制度名・金額・所得要件・受付期間が異なる場合があります。

Q:貯金があると必ず対象外ですか?

州政府は2026/27制度について、判定では所得を見て資産は考慮しないと説明しています。ただし他の対象要件も確認が必要です。

Q:10月6日に申請できますか?

まだできません。正式な申請開始日は2026年10月19日です。

公式情報