ブログをご覧の皆様はドラッグストアなどでお薬などを買う事はありますか?

普段使いしているお薬や常備薬が制度によって控除の対象になるかもしれません。

今回はドラッグストアに行くたびに疑問に思っていたセルフメディケーション税制について調べてみました。

セルフメディケーションとは?

「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHOの定義)

セルフメディケーション制度とは?

健康の保持増進及び疾病の予防として一定の取組を行っている方が、その年中に自己又は自己と生計を一にする配偶者その他の親族のために12,000円を超える対象医薬品を購入した場合には、「セルフメディケーション税制」(通常の医療費控除との選択適用)を受けることができます。

*この控除を受ける場合には、通常の医療費控除を受けることができませんので、ご留意ください。(国税庁ホームページより引用)

セルフメディケーションを推進していくことは、国民の自発的な健康管理や疾病予防の取り組みを促進することはもちろん、医療費の適正化にもつながります。(厚生労働省ホームページより引用)

制度利用のイメージ

実際にドラッグストアに行って対象の商品を探してみました。

5分ほど回ってみて頭痛薬や風邪薬、塗り薬なども対象となっている商品がありました。

写真の様なマークが外箱に印刷されているのでとても分かりやすいです。

私自身もこのマークの存在は以前から見かけたことがあったので見たことがある方もいらっしゃると思います。

普段使いしているお薬がもしあれば外箱を見て対象の商品かを是非確認してみてください。

また厚生労働省のページでも対象の対象品目一覧というものがありますのでそこから確認することも出来る様です。

■セルフメディケーション税制について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html#h2_free2

普段購入している頭痛薬が対象だったので実際に購入してみました。

レシートに「●」印はセルフメディケーション税制対象という記載がありますね。

申告の際、領収書(レシート)の提出が求められるとの事で申請するまで大切に保管しておきましょうね!

申請の方法については「国税庁 確定申告書等作成コーナー」を利用すると申請書を作成出来るとの事です。
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl

*弊社にお問い合わせをいただいても制度内容や申請の方法などについてお答えする事は出来ません。
 ご自身で検索されたり、制度を管轄されている機関へお問い合わせください。

この記事や助成金なうブログを通じて「世の中にある制度についてちょっと自分でも調べてみよう!」というキッカケになると嬉しいです!

次回以降も普段の生活に関わりのある助成金・補助金・給付金・制度についてご紹介しこうと思います。