環境保護やエコの観点から、生ごみ処理機やコンポストに対する注目が高まってきています。

自治体でもそれら機器の購入に補助を出しています。

そこで今回、生ごみ処理関連の個人向け補助金情報を調査分析しました。その結果を共有させていただきます。

【調査概要】
調査方法:助成金・補助金検索サイト「助成金なう」より、個人向けの生ごみ処理に係る補助金を抽出・分析する。
調査対象日:2024年4月1日~2024年8月29日
調査対象件数:79件

補助額は1万円~5万円規模が多い

補助額は1万円~5万円規模が7割近くを占めています。

コンポストや生物処理タイプのディスポーザーであれば数万円、電気式生ごみ処理機であれば十数万円の料金がかかります。
それを考慮すると、補助金としてはかなりお得な部類に入ると言えます。

大都市圏が多い

北海道が16%と最も高く、東京都、大阪府、兵庫県と大都市圏が続きます。
人口が多いほどその分ゴミの量も増えるため、生ごみ処理の補助金も多いと考えられます。

コンポストが最も多い

コンポストが43%程度と最も高いです。「生ごみから堆肥を作る」というエコ的な観点から、特に導入を推奨している自治体が多いようです。

次いで、価格が高めの「電気式生ごみ処理機」に関する補助金が29%程度占めています。