36徳島県02
突然耳が聞こえなくなる突発性難聴、眩暈や吐き気を催すメニエール病等の難病は国の指定難病に含まれていないため、指定難病医療費助成を受けられず、治療費が多くかかります。

そのため自治体によっては、メニエール病や突発性難聴等に対して県指定の難病と認定し、独自に医療費の助成を行っているところもあります。

今回は香川県の事例をご紹介します!

香川県指定難病

突発性難聴、慢性腎不全、メニエール病

支給認定の条件

医師が作成した臨床調査個人票の記載に基づき、疾患ごとの診断基準に照らして、香川県指定難病にかかっていると認められること

※生活保護受給者の方は、生活保護の給付が優先されるため、申請することはできません。
※慢性腎不全については、人工透析・腎移植等の治療を開始している場合、他の制度の助成を受けることができるため、申請することはできません。

申請方法

必要書類を申請者の居住地を管轄する保健福祉事務所等に郵送または持参。
※必要書類のうち臨床調査個人票は、難病指定医が作成する必要があります。

スケジュール

受理日の翌々月上旬に審査結果を知らせる。認定となった場合は、県から「特定医療費受給者証」と「自己負担上限額管理表」を送付。
県が申請を受理した日まで遡って医療費助成を受けることができます。

助成額

自己負担額が2割に軽減。
※既に2割または1割負担の方は変更なし
※世帯の所得に応じて、月ごとの自己負担額に上限が設けられます。

★自己負担上限額
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