休業した従業員の賃金を助成する雇用調整助成金!コロナ禍の状況に応じて要件が細かく変更してきています。
そこで今回は雇用調整助成金の最新情報をご紹介します!
申請用紙が押印不要に!
令和3年になってから申請書類が新しくなりました。
一見するとほとんど今までの申請様式と変わりませんが、実は押印欄がなくなりました。
新しく申請用紙が更新されるたびに、書類左上に更新された年と月が表記されています。今回は「R3.1」と表示されたものがそれにあたります。
(ここから見れます)
つまり、会社代表の押印と労働者代表の押印、社労士が提出代行をする場合はその社労士の押印、それらがいらなくなったということです。
会社や労働者代表のハンコをもらうためだけにわざわざテレワーク中に出勤したりする必要がなくなります。
社労士の申請代行の場合も同様で、作成した書類を事業主に確認してもらうだけで十分です。メールのやりとりでも可能であり、わざわざ訪問や郵送をして印鑑をもらう手間が省かれます。
尚、押印がなくなった代わり、以下の2点に関してチェックボックスが設けられました。
〇労働者代表は問題ない方法で選出されているか
〇労働者代表が管理監督者(使用者側の者)ではないかどうか
これにチェックを入れて提出することで、押印に替えるというものとのことです。
ちなみに、他の助成金も大方押印不要になってきております。各申請用紙にてご確認ください。