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木や花などの植物が増えれば、温暖化防止に役立つのはもちろんのこと、景観としても見る人に大きな癒しを与えてくれます。

企業としてもオフィスを木材に変えたり、周りを緑化したりすることで、従業員のパフォーマンス向上を図っているところもあります。

そんな緑化活動に対して、自治体の多くはさまざまな支援を行っています。

そこで、今回は緑化活動に関する助成金・補助金をご紹介します。

1.樹木を保存しよう!(神奈川県茅ヶ崎市)

一定の基準を満たす樹木を保存樹木として指定し、保存樹木所有者に対して保全を支援するために助成を行っています。

①対象樹木
次の基準のいずれかに該当すること
1.地上1.5メートルの高さにおける幹の周囲が1.5メートル以上であること。
2.高さが15メートル以上であること。
3.株立した樹木で幹周が3メートル以上であること。
4.はん登性樹木で枝葉の面積が30平方メートル以上であること。
5.高さ10メートル以上又は幹の周囲が1メートル以上の樹木から、10メートル以内の距離にある高さ10メートル以上または幹の周囲が1メートル以上の樹木が2本以上ある樹木の集団

②助成額
保存樹木指定期間中毎年度、1本当たり4,500円

同一所有者で周囲30メートル以内に2本以上ある場合、最初の1本につき4,500円、他の樹木につき2,250円

③募集期間
随時

2.県産木材を使用してリフォームしよう!(香川県)

病院、店舗など不特定多数が集まる公共スペースで、県産木材を利用して施設の新築や増改築、改装等を行う場合に、県産木材等の購入経費を補助します。

①補助額
補助率:2分の1
上限額:100万円
下限額:60万円(木造施設建設)、30万円(木質化)

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3.市内の施設を積極的に緑化しよう!(愛知県名古屋市)

市全体で緑化活動を推進するため、屋上緑化や生垣の設置などの費用を助成します。

①助成対象
屋上緑化、壁面緑化、空地(地上部)緑化、駐車場緑化、生垣設置工事における以下の工事費用
・植 栽 (例:樹木、地被植物、芝など。1~2年程度で枯れる草花は除く)
・植栽基盤(例:客土、屋上緑化資材、壁面緑化資材、駐車場緑化資材など)
・灌水施設(例:散水栓、給水管、灌水チューブなど)
・表示板 (本事業により整備したことを示すもの)

②助成額
助成率:2分の1

各助成対象の助成額
・屋上緑化、壁面緑化、駐車場緑化:緑化面積×1.5 万円/㎡以内
・空地(地上部)緑化:緑化面積×1 万円/㎡以内
・生垣設置のみ:生垣延長×5000円/m以内

上限額:500万円
下限額:10万円

4.生垣を作ろう!(東京都中野区)

目に触れるみどりを増やし安全で快適なまちづくりを進めるために、道路に接した敷地の部分に生垣・植樹帯を設置する場合、費用の一部を助成します。

①助成対象
・高さ30センチ以上の樹木で、葉がふれあう程度の間隔以上に植えられていること
・道路に接する長さが2メートル以上の植樹ますであって、その奥行が50センチ以上、かつ高さが40センチ以下であること
・幅4メートル以上の道路に接していること

②助成額
設置延長1メートルにつき10,000円として算出した額
実際に要する経費の額
上記2つの額を比較し、いずれか低い方の金額を助成金額とします。

5.まとめ

自治体は、ヒートアイランド現象を解決するため、景観をよくするため、温暖化を防止するためなどなど、さまざまな理由で緑化活動を応援しています。
「みどりを増やしたい!」とお思いの方は是非助成金なうで「緑化」と検索してみてください!

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