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晩婚や病気などのために子供を産む機会に恵まれず、不妊治療に取り組む女性の方は多くいらっしゃいます。

しかし、不妊治療は経済的負担だけでなく時間の負担も大きいため、仕事との両立が難しく、現職を退いてしまう場合もあります。

そこで東京都では、不妊治療と仕事の両立ができる職場づくりに取り組む事業者に対して、働く人のチャイルドプランサポート制度整備奨励金を支給しています。

主な要件は以下となります。

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1.対象事業者

(1)東京都内で事業を営んでいること(支社でも可)

(2)常時雇用の労働者2人以上を6ヶ月以上継続雇用していること

(3)不妊治療のための休暇制度・休業制度・テレワーク制度が就業規則または関連する規程に明記されていないこと

2.対象となる取組

(1)不妊治療と仕事の両立に関する社内相談体制の整備
常時雇用の労働者2人以上を選出し、不妊治療と仕事の両立に関する社内相談員として任命します。
※社内相談員は男女各々1人以上で構成される必要があります。
※不妊治療と仕事の両立に関する研修を受講しなければ、社内相談員になれません。

(2)不妊治療休暇制度または不妊治療休業制度の整備
不妊治療休暇制度・休業制度を新たに整備した上で、就業規則か関連する規程に明記し、労働基準監督署に届出を行います。

(3)不妊治療のためのテレワーク制度の整備
不妊治療のためのテレワーク制度を新たに整備した上で、就業規則か関連する規程に明記し、労働基準監督署に届出を行います。

(4)社内説明会の実施
従業員に対し、以下①~③を実施します。
①(1)で整備した社内相談体制の内容を説明
②(2)、(3)で定めた制度の内容を説明
③説明会後に理解度チェックを実施
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3.奨励額

(1)「2.対象となる取組」の(1)、(2)、(4)を実施
30万円

(2)「2.対象となる取組」の(3)を実施
10万円

4.募集期間

事前エントリー制となっています。
(1)前期申込
2019年6月28日(金)~7月5日(金)

(2)後期申込
2019年9月13日(金)~9月20日(金)

5.まとめ

晩婚化に伴い、不妊治療に取り組む夫婦は年々増加しています。

「仕事もしてほしいが、不妊治療にも集中してほしい!」とお考えの方は是非この助成金を検討してみてください!

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