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今回のテーマ
外部の研修を受講すると支給されるおすすめの助成金!
「今度社員に研修をさせるのだけど、助成金はもらえる?」
この類いの質問はとても多いです。
今回は、正社員の研修の際に支給される、厚労省の助成金を紹介します。
最近ポピュラーになってきているので、ご存知の方も多いかと思います。
この助成金には
①特定訓練コース
②一般訓練コース
③教育訓練休暇付与コース
④特別育成訓練コース
があり、誰がどのような研修を受講するかで、
どのコースになるかが決まっていきます。
この中でも、③教育訓練休暇付与コースは従業員側からの自発的な研修参加に対して助成するものです。
しかし、現実的にはその逆で、
会社側からの指示命令で研修を受けるケースの方が多いのではないでしょうか?
会社の命令で研修を受ける場合は、②一般訓練コースがおすすめです。
こちらは、正社員の方に外部の研修を受けてきてもらう際に、最も人気が高いコースです。
仕事上必要な研修(精神論的、マインド的なものは大抵不可)を受けてきてもらう際に支給されます。
ただし、社員が研修を受けるなら何でもかんでもOKと言う訳ではありません。
まずはその社員の方の要件が必要です。
明確な線引きはありませんが、例えば部署などの配置換えの際や、新たな職種に就く場合などが最も当てはまりやすいです。
逆に、同じ部署にずっといて、「今更研修?」という方にはこの助成金は当てはまりません。
つまり、ケースバイケースなのですね。
それゆえ、外部の研修機関で、「当社の研修を受けると助成金がもらえますよ!」等という謳い文句や、「過去にこのコースで助成金がもらえました!」等という言葉にはお気を付け下さい。
その研修がどんなに内容が素晴らしかったとしても、
問題は「誰がその研修を受けるか」なのです。
研修を受けること自体はその企業の自由です。
ですが、助成金となると、
国が求めている条件に当てはまるかどうかということになります。
ちなみに支給額ですが、下記の通りです。
賃金助成
1時間当り:380円(生産性要件を満たす場合:480円)
経費助成
経費の30%(生産性要件を満たす場合:40%)
※経費助成は研修時間によって上限あり:7万円~20万円
一見してたいしてもらえない支給額ですが、
助成金支給により結果として安価で研修が受けられますし、
社員が研修によりスキルアップし、さらに会社に貢献をしてくれる。
そう考えると、価値の高い助成金ということになろうかと思います。
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